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「……好きだから」

言われなくても分かる……とまで言うと驕っているかもしれないけど、明君が昔から『好き』って気持ちをこちらに向けてくれていることは分かってる。
でも、歳の差が何よりも頭をよぎってしまう……明君はまだ高校生で、私とは10歳も離れてる。
「困らせたいわけじゃないんだけど……ちょっとくらい俺のこと見てほしいって思ってる」
直球だな……嬉しい反面、一応大人としてどう答えるべきか悩んでしまっている。
はぐらかすように冷蔵庫にお酒を取りに行こうとしたとき、明君が座っていたベッドにドサッと横になってこちらを見た。
「……俺は来てほしいって、ずっと思ってる」
「……好きだから」
高校生だけど、私より背が高い、体型も私と違う男のそれで……明君の横になった姿になんとも名前がつけられない気持ちで溢れてしまった。













