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「久しぶりに会えるんだから、先に寝ないよ」

遅くなってしまった……紫乃君もう寝てるかな。
合鍵を今日は借りているから、一応部屋には入ることはできるけど……さすがに他人の部屋に深夜に入るのは申し訳ないな。
速足でアパートに着いて鍵を開けた……あ、電気がついてる、起きてるのかな。
ただいま、そう言いながら部屋の戸を開けたらベッドに座っていた紫乃君が振り返った。
「おかえり~、仕事おつかれさま」
モニターに映画のエンドロールが停止されている……どうやら映画を観て起きてたみたい。
「ご飯はもう食べたの?……なにか買ってきたなら好きに食べていいから、なにか飲む?」
もう22時を過ぎているのに起きてたんだ……申し訳なさと嬉しい気持ちが混ざってしまう。
「……?久しぶりに会えるんだから、先に寝ないよ」
ありがとう、そう伝えると何よりも先にシャワーを借りたくなって、急いで買ってきたご飯を冷蔵庫に入れさせてもらった。
「……うん、待ってるから、一緒に寝よ」












