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「自分だけって思ってる?」

寝慣れたベッドじゃないことだけが眠れない原因ではない。
古鮫さんのスエット姿が新鮮だとか、古鮫さんのベッドに一緒に寝ている状況に緊張しているとか、自分でも何を言ってるんだろうと恥ずかしくなる……。
「なんで謝るの?」
「俺だって……そうだなぁ、出張したときのホテルのベッドでは寝るまで時間かかるよ?匂いも硬さも違うし」
それとはちょっと意味が違う!そうツッコむとと古鮫さんが子どものように笑ってる。
もしかして、緊張をほぐそうとしてくれた?そうだとしたら、本当に優しい人だ……。
「何も悪いことしてないんだから、謝んなくていいだよ……それに」
うつ伏せになっていた体を起こして、こちらをじっと見つめられる。
「眠れないのは、自分だけだって思ってる?」
「俺も同じかもよ」















